腰痛の主な原因は、血行不良による筋肉疲労が原因です。
また、昨今は腰の筋肉の低下によって、支えられなくなってしまう事による腰痛も増えています。
もちろんそれだけが全てではありませんが、原因の多くは筋肉疲労によることが多いです。
腰は身体の中心部分ですので、ここを痛めてしまうと、歩き方が変になったり、身体のバランスが崩れてしまったり、変なクセが付いてしまったりなど様々な2次被害を及ぼしてしまう事もあります。
では、腰痛の予防法を腰痛になりやすい人となりにくい人の違いを参考に見ていきましょう。
まず先に、腰痛になりやすい方と腰痛になりにくい方の身体の使い方から見ていきましょう。
左が腰を痛めやすい方の身体の使い方で、右が腰を痛め身体の使い方です。
皆さんは違いが分かりますか?
答えは「膝の使い方」です。
左の写真の状態で、荷物を持ち上げた時の写真と共に説明をしていきます。
左の写真のまま荷物を持ち上げたとしたら、見ずらいですが矢印の方向に力が掛かります。
この時に見て頂きたいのは二か所に渡って力が加わっている点です。
皆さんがよく腰を痛める所って、この矢印で囲まれた間が多くないでしょうか?
それは何故かと言うと、膝を曲げずに物を持とうとすると、矢印の間の面積の筋肉に負担が掛かるんです。
だから、ほとんどの方は矢印内の面積の辺りに痛みや違和感が出てしまうんです。
では逆に、痛みが出にくい身体の使い方を見ていきましょう。
腰を痛め肉体の使い方をして物を持った場合、矢印の方向に力が掛かります。
ここでポイントになるのは、力の掛かる方向が最初より全く違うという点です。
膝を曲げる事で、真っ直ぐ力が入るので、筋肉かかる負担を減らすことが出来ます。
そうする事で、力の伝達も上手くいきますし、腰を痛めにくいという事になります^^
2点目のポイントは、腰が前傾姿勢になりすぎていない、という点です。
必要以上に前傾姿勢を取りすぎてしまうと、筋肉に余計な負担をかけてしまいます。
ですが腰を痛めない身体の使い方の場合、あまり前傾姿勢になっていないため、腰への負担が少なくて済みます。
腰のへの負担を減らし、腰痛を予防するためにも、膝を使う事を意識してみてくださいね^^
【ウォーキングをしよう】
実は腰痛の解消に一番手っ取り早いのがウォーキングです。
1時間以上歩くと腰の筋肉がゆるみ、血行が良くなるので特にオススメです^^
ちなみに、院長も1時間のウォーキングでぎっくり腰を治した経験があるくらいウォーキングは効きますよ^^
【冷やして温めてを繰り返そう】
急性の腰痛(ぎっくり腰やヘルニアのような急に痛くなり、動けなる程の腰痛)の場合の対処法は、温めて冷やしてを繰り返す事です。
緊急の場合、筋肉が炎症を起こしている可能性があるので、温めて冷やしてを繰り返すと良いですよ^^
この時、必ず冷やしてから温めてあげてください。
※注意※
こちらはあくまでの対処法に過ぎませんので、対処法を行った後に必ず整体やマッサージ等を受けるようにしましょう。
また、立てなくなる程の急性の腰痛以外で行わないようにして下さい
その後、整体やマッサージなど、しっかり施術を受けるようにしましょう。
そうしないと、あた激痛に襲われることになりますのでご注意を…
【身体を温めて、血行を良くしよう】
肩こりの時にも説明しましたが、血行不良が原因の場合はとにかく身体を冷やさないようにするのがポイントです。
また、血行が良くなると筋肉も動きがスムーズになるので、湯船にゆっくり浸かる(40℃程のぬるま湯に15分~30分程)浸かって頂くと血行が良くなりますよ^^
さらに効果を上げるには、海水塩や岩塩を一つまみ湯船に入れると代謝が良くなるのでさらに効果的です^^